“屋根のカバー工事”
と、最近よく聞く言葉だと思いますが、実際どのような工事をしているのか?
と思われている方がいらっしゃると思います。
簡単に説明すると、
今ある屋根の上に、新たな屋根材を被せる
といった工事になります。
写真で説明すると…
《既存の屋根(カラーベスト)》
《既存の板金役物を撤去》
《ルーフィング(防水紙)を張る》
《屋根材を張る(ガルテクト)》
《棟板金を取り付ける》
こういった手順で、既存の屋根の上に、新しい屋根材を被せていく工事が
“屋根のカバー工事”
です。
しかし、屋根カバー工事ができない場合があります。
・劣化がひどく、下地が腐ってしまっていたり、かなり傷んでしまっている。
この場合は、屋根をめくって、傷んだ下地などを取り替える必要があります。
・瓦屋根の場合
瓦屋根の上には、カバー材を葺くことができません。
瓦の場合は、屋根の葺き替え工事のみとなってしまいます。
屋根カバー工事のメリットとしては、
・既存の屋根をめくらないため、撤去処分費が抑えられます。
屋根材にアスベストが入っていることが多いのですが、アスベスト入りの撤去処分費は高額になってしまいます。
・短い期間で工事が終わる
屋根カバー工事は、屋根を屋根をめくらない為、4〜7日程度で終わります。(工事内容や面積・形状・天候にもより、多少前後する)
・断熱効果が向上する
カバーすることで、屋根の厚みが二重になり、多少の断熱効果があります。
逆に、デメリットとしては
・屋根が重くなる
既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねるので、重みは増してしまいます。
一長一短あります。
信頼できる工事会社に相談し、メリット・デメリットを踏まえた上で、カバー工事を検討してみてください。
当社は創業30年、八尾市を中心に地域密着で施工を行っています。小規模から大規模まで、あらゆる現場で培ってきた豊富な知識や技術、経験でお客様に寄り添いながら、快適な住まいづくりをお手伝い致します。些細なお困りごともどうぞお気軽にご相談ください。八尾市を中心に大阪府下でもお伺い致します。