雨樋(あまどい)は、大切なお家を守る上で重要な役割を果たしています。
普段はあまり意識することが少ない部分ですが、正しい知識とメンテナンスを行うことで、家の耐久性や美観を長く保つことができます。
では、雨樋の役割について説明します。
《雨樋がなかったらどうなるの?》
雨樋は、屋根に降り注ぐ雨水を効率的に排水するための設備です。
雨水が直接壁や地面に落ちてしまうと、以下のような問題が発生する可能性があります。
①外壁の劣化
雨水が直接外壁に流れることで、壁の塗装が剥がれたり、カビやコケが発生するリスクが高まる。
②地盤の弱化
地面に大量の雨水が落ちると、地盤が浸食され、建物の傾きやひび割れを引き起こすことがある。
③雨漏りのリスク増加
排水がうまく機能しないと、屋根や壁からの雨漏りが発生する可能性がある。
《よくある雨樋のトラブル》
雨樋が正しく機能しないと、様々なトラブルが発生します。
• 詰まり → 落ち葉やゴミが雨樋に溜まり、水が流れなくなることがある。
• 破損 → 経年劣化や台風などの強風によって、雨樋が割れたり外れたりすることがある。
• 傾きの不具合 → 取り付け時の不備や経年劣化により、雨水がスムーズに流れなくなる場合がある。
これらのことから雨樋は、家全体を守る大切な役割を果たしていることがわかります。
Q.それじゃ、どうすればいいの?
A.日頃から点検や清掃を行い、トラブルを防ぐことで、家の寿命を延ばすことができます。
《雨樋のメンテナンス方法》
雨樋を長持ちさせるためには、定期的な点検とお手入れが欠かせません。以下のポイントを押さえておきましょう。
①年に1~2回の清掃
落ち葉や泥が詰まるのを防ぐため、雨樋を掃除しましょう。特に秋は落ち葉が溜まりやすい季節なので注意が必要です。
②雨樋の状態を点検
割れや歪みがないか、取り付け部分がしっかり固定されているかを確認します。
③専門業者への依頼
※樋掃除は高所作業なので、自分で行うのは危険です!無理は禁物です!
プロの点検・清掃は安心感がありますし、見逃しがちなトラブルも発見できます。
日頃からしっかりと点検や清掃を行い、トラブルを防ぐことで、家の寿命を延ばし、快適な暮らしを維持できます。
しかし、高所作業になりますので、自分での対応が難しいです。
年に一度の樋掃除程度であれば、1万円〜程度で承っております。
怪我や事故の原因ともなりますので、専門業者に相談・依頼しましょう。
雨樋のメンテナンスを怠らず、安心で長く住める住環境を作りましょう!
当社は創業30年、八尾市を中心に地域密着で施工を行っています。小規模から大規模まで、あらゆる現場で培ってきた豊富な知識や技術、経験でお客様に寄り添いながら、快適な住まいづくりをお手伝い致します。些細なお困りごともどうぞお気軽にご相談ください。八尾市を中心に大阪府下でもお伺い致します。